大卒程度の公務員試験の勉強を始めるおすすめの時期を紹介

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ここでは、大学生向けに大卒程度の国家・地方公務員試験の勉強をいつから始めればいいかについて解説しています。

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大学生の公務員試験の勉強はいつから始めるのがベスト?

大学生の公務員試験の勉強はいつから始めるのがベスト?

大学生で公務員試験の受験を検討している人の中には、試験勉強はいつから始めれば良いのか悩んでいる人もいるでしょう。

もちろん、早くから始められるのが理想とはわかっていても、大学での勉強や部活、アルバイトなどもあるため、いつからはじめれば間に合うのか目安が知りたいものです。

そこでこの記事では、大学生が公務員試験を受験するためには、いつから試験勉強を始めればよいのかの目安や、国家公務員(総合職・一般職)、地方公務員(大卒)、市役所など職種によって必要な勉強時間などについて解説していきます。

また、効率よく試験勉強をするためのコツも紹介しますので、併せて確認していきましょう。

目次

大学生の公務員試験はいつから勉強をスタートするのがおすすめ?

公務員試験における面接試験の重要性

大学生が公務員試験を受ける場合、いつから勉強をスタートするのがベストなのでしょうか?公務員試験は試験範囲が広いため、合格するにはすべての範囲を勉強できるよう早めにスタートすることが大切です。

つまり、「公務員試験を受けよう。」と決めた日から試験勉強を始めるのがベストです。しかし、具体的にはいつから試験勉強を始めれば公務員試験までに間に合うのでしょうか。

大学生は3年生から試験勉強を始める人が多い

公務員試験を受験する大学生の多くは、3年生から試験勉強を始める人が多いです。大学生の3年生から始めることができれば、丸々1年間公務員試験のための勉強時間を確保することができるからです。

また、夏休みや冬休み、春休みと長期休暇を3回挟めるので集中的に試験勉強ができるというメリットもあります。

さらに、大手予備校の公務員試験講座を受講して合格を目指す場合、カリキュラムの多くは1年間かけて試験勉強するコースが多いです。そのため、講座の開講日に合わせるとなると3年生のときに公務員試験勉強をスタートすることになります。

公務員試験勉強をいつから始めればよいのか迷ったら、予備校の講座開始日に合わせるのもひとつの方法です。

独学で試験勉強をする人も、1年間のスケジュールをたて合格に向けて計画的に試験勉強をしていきましょう。

大学生の2年生から試験勉強を始める人も増えている

最近は、大学生の2年生のうちから公務員試験勉強を始める人も増えています。

公務員試験は出題範囲が広いため、1年間では間に合うかどうか不安な大学生は、少しでも長く試験勉強をした方が合格に有利と考えるでしょう。多くの大学生が3年生になってから試験勉強をスタートしているので、早めに公務員試験勉強にとりかかれると気分的にも余裕が持て対策が立てやすいです。

また、大学生の3年生は大学の授業やゼミ、部活、サークルなどで忙しく公務員試験勉強のための時間を十分に確保できない人もいます。

さらに、授業料の支払いなどのためにアルバイトが欠かせないという人もいるでしょう。そういった人は、大学生の3年生になるのを待たずに2年生のうちから試験勉強をスタートすると公務員試験に間に合うようにスケジュールが立てやすいです。

このように、公務員試験勉強をいつからはじめれば良いのか悩んだら、自分のライフスタイルを考えて十分な試験勉強時間を確保できるように逆算してスタート時を決めると合格により近づけるでしょう。

公務員試験に必要な勉強時間はどのくらい?

公務員試験の面接は3タイプある

大学生が公務員試験勉強をいつから始めるのかを考えるうえでは、公務員試験に合格するために必要な勉強時間はどのくらいなのかを知っておかなくてはなりません。必要な勉強時間は、公務員試験の職種によって異なります。

なお、これから解説する勉強時間はあくまでも目安であり、その時間数を勉強すれば必ず公務員試験に合格するというわけではありません。勉強時間数も大切ですが、勉強内容の「質」も大切であることは留意しておきましょう。

国家公務員(総合職)に必要な勉強時間

国家公務員(総合職)は、公務員試験の中でも最も難易度が高い試験で、勉強時間は1,200~1,800時間程度が目安とされています。時間に幅がありますが、希望する公務員の職種やいつから勉強を始めるかによって異なるためです。

たとえば、1,200~1,800時間の中間値である1,500時間が平均試験勉強時間だとすると、公務員試験日から逆算していつから試験勉強を始めれば良いかがわかるでしょう。

1日3時間勉強した場合は1年間で約1,100時間となり、4時間勉強できれば約1,500時間を確保できます。

なお、基本的には1日3時間勉強として、夏休みなどの長期休暇にはまとめて勉強時間をとったり、公務員試験直前期には試験勉強時間を増やしたりすると、公務員試験日までに1,500時間程確保できるでしょう。

国家公務員(一般職)・地方公務員上級(大卒)に必要な勉強時間

国家公務員(一般職)や地方公務員上級(大卒)は、国家公務員(総合職)ほど難易度が高くはありませんが、合格のためには1,000~1,200時間程度の試験勉強は必要とされています。

1日3時間程度の試験勉強を1年間続ければ確保できる時間なので、合格に向けて計画的に試験勉強をすすめていきましょう。

教養試験は出題範囲が広いですが、特に文章理解や数的処理といった知能分野の問題が多く出題されるので、苦手な人は時間に余裕のあるうちに対策をとっておくと良いでしょう。

市役所(大卒)に必要な勉強時間

大学生が市役所(大卒)を受験する場合の勉強時間は、教養試験のみで300~500時間程が目安となります。ただし、300時間ですべての出題範囲を勉強するのはある程度の知識がすでにある人などに限られてしまうため、より確実に合格を目指すのなら500時間は確保したいところです。

警察官・消防士に必要な勉強時間

警察官と消防士の公務員試験は、主に教養試験と論文試験が行われます。警察官の教養試験の難易度は易しめになることが多いですが、試験範囲は同じで広範囲に渡るため、もれなく試験勉強をしておくことが大切です。

また、消防士の教養試験は行政職の試験と同じ内容で行われるため、試験勉強をしっかり確保して学習しておく必要があります。

さらに、警察官や消防士は体力試験も行われるため、日ごろからトレーニングをしておくことも大切です。公務員試験勉強対策と合わせて、身体づくりも万全に行っておきましょう。

公務員試験勉強はいつからだと間に合わなくなる?

面接カードやエントリーシートの内容

大学生が公務員試験勉強を始めるのは2年生や3年生のうちからがおすすめですが、もちろんそれ以降から試験勉強を始めても公務員試験に合格することは可能です。

しかし、あまりにも公務員試験日間近から始めても合格することは難しくなります。では、いつからだと合格が難しくなるのでしょうか。

公務員試験日の半年前からでも合格はねらえる

公務員試験の教養試験の出題範囲は広いうえ、専門試験もしっかりとした対策をとる必要がありますが、社会人とは違い大学生には長期休暇があるため、たとえ半年間であっても集中的に試験勉強をすれば合格することも可能です。

大学での専攻によっては4年生はほとんど授業がなくなるところもあるので、公務員試験勉強に時間を使えるでしょう。

しかし、1年間かけて試験勉強をしてきた人と比較すると約半分の時間しか勉強していないことになります。「合格したい」という強い意志を持ち続けることや、効率よく試験勉強をするといった対策が必要になります。

2~3ヵ月前になると合格は難しい

公務員試験勉強を始めるのが試験日の2~3ヵ月前からになる場合は、合格するのは非常に難しくなります。

特に、国家公務員(総合職)は短期間の試験勉強だけで対応できるほど甘くはありません。国家公務員(一般職)や地方公務員(大卒)なども、基本的な学力が高い人以外は、毎日10時間以上試験勉強をしても出題範囲を網羅することは難しいでしょう。

とはいえ、公務員試験を受験すること自体は可能なのでチャレンジすることはできます。しかし、仮に不合格だった場合の進路も考えておくことをおすすめします。

公務員試験を翌年も受けるのか、それとも民間企業などに就職するのかある程度の道筋を決めて、就職活動をする場合はそちらもスケジュールに入れて活動する必要があるでしょう。

面接試験はいつから対策を始めれば良い?

個別質問対策

公務員試験の一次試験は主に教養試験と専門科目試験が行われますが、一次試験に合格すると2次試験では面接試験が行われます。では、面接試験はいつから対策を取り始めれば良いのでしょうか。

面接試験は1ヵ月前からでも間に合う

公務員試験の面接試験の対策をいつから始めれば良いのかについては、理想的には公務員試験を受験しようと決めたときからといえます。しかし、まずは1次試験の筆記試験に合格しなければ面接試験にすすむことができません。

基本的には筆記試験に重点を置きながら、試験勉強をすすめていきましょう。とはいえ、面接試験の対策を何もとっていないことが気になって不安になってしまう人もいるでしょう。

心配したままですと筆記試験勉強にも影響が出てしまうため、公務員試験の4~5ヵ月ほど前になったら、想定される質問に対して自分の回答を考え、答える練習を始めておきましょう。

質問事項は過去問を見るとどのようなことを質問されるのかがわかります。特に、「なぜ公務員になりたいのか?」といった志望動機や「自分のことを客観的にどうとらえているか?」といった自己分析に関することは大切な質問事項なので、早めに考えて回答を練っておくと安心です。

効率よく学習をすすめていく4つのコツ

集団面接・集団討論対策

大学生が限られた時間の中で効率よく公務員試験勉強をすすめていくためのコツを4つ紹介します。試験勉強をいつから始めるかにかかわらず、これから紹介するコツを生活の中に積極的に取り入れて、少しでも多くの知識を得られるようにしましょう。

1.過去問を解いて出題傾向を知る

過去問は、すべての試験勉強をひと通り終えた後の模試としてではなく、日ごろの試験勉強の中に取り入れてすすめていくことが効果的な活用方法です。

過去問を解くことで、これまでの出題傾向がわかるので、頻出分野や問題がおのずと見えてくるでしょう。また、自分が苦手な分野もわかるので、時間をとって集中的に克服する際にも役立ちます。

なお、1回解いたら終わりではなく、時間の許す限り何度でも解くこともポイントです。

2.公務員試験向けの予備校を利用する

大手の資格予備校からは、さまざまな公務員試験対策講座が提供されています。国家公務員(総合職)や国家公務員(一般職)、地方公務員(大卒)、市役所などの職種別はもちろんのこと、試験勉強をいつからはじめるかによって受講期間もいくつかのパターンが用意されています。

1年をかけて合格を目指すコースが多いですが、じっくり2年や1年半かけて学習するコース、短期集中コースなども用意されていますので、試験勉強をいつからはじめるかによって最適なものを選びましょう。

3.勉強する科目の優先順位をつける

何度も触れてきましたが、公務員試験の出題範囲は大変広いです。しかし、その中でも頻出分野や科目、問題などは存在するため、出題される可能性が高い分野や科目を重点的に勉強することがポイントです。

たとえば、教養試験では文章理解や数的処理などの出題数が多いため、過去問などで傾向をつかみ多くの問題を解いておきましょう。また、苦手な分野や科目は早めに克服するなど、優先的に対策をとると良いでしょう。

4.朝やスキマ時間を活用する

公務員試験勉強のための時間が作れないという人は、朝1~2時間ほど早起きして試験勉強の時間に充てるのもおすすめです。夜寝る前に勉強した内容を朝もう一度繰り返すことで、より記憶が定着するともいわれています。

また、通学の時間や昼休み、授業の空き時間などのスキマ時間も試験勉強時間に充てると、より知識を増やすことができるでしょう。

まとめ

大学生が公務員試験勉強を始めるのは3年生からという人が多いです。また、最近は2年生のうちから始める人も増えており、より確実に合格を狙うには早めに始めることがポイントになるといえます。

公務員試験勉強に必要な時間は職種によって異なるので、自分が志望する職種の必要時間数の目安を参考にして、気持ちにゆとりを持って試験勉強を始められると良いでしょう。

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