独学か資格予備校の公務員講座か?おすすめの対策方法を解説

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この記事では、公務員試験を独学または資格予備校の対策講座で迷っている方向けにおすすめの勉強法を紹介しています。

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資格予備校の公務員試験対策講座はおすすめ?独学前に知っておきたいこと

公務員試験の受験を考えている人の中には、資格予備校を活用するか独学で挑戦するか迷っている人もいるでしょう。独学でももちろん合格は可能ですが、公務員試験は多くの科目から出題されるためひとりで対策をとりきれるか不安なものです。

そこで、資格予備校に通うことと独学で挑戦することのそれぞれのメリットとデメリットを解説していきますので、どちらが適しているのか判断してみましょう。

また、公務員試験の各科目の対策も紹介しますので併せて確認してみましょう。

目次

公務員試験対策には資格予備校がおすすめ

公務員試験対策には資格予備校がおすすめ

公務員採用試験対策として、資格予備校を活用する方法があります。特に、国家公務員試験や地方公務員試験(大卒程度)対策をするには、公務員試験専門の資格予備校がおすすめです。

では、資格予備校を活用するとどのようなメリットやデメリットがあるのかを解説していきます。

資格予備校を活用して公務員試験対策をするメリット

公務員試験対策に資格予備校を活用するメリットには次の4つが挙げられます。

1.公務員試験を熟知した講師の講義が受けられる

資格予備校では、公務員試験を熟した講師が多数在籍しており、最新の公務員試験対策を盛り込んだ講義内容やテキストなどで質の良い講義を受けることができます。

また、通学のほかにもオンライン講義やWeb通信講義なども用意されているので、都合に合わせて選ぶこともできます。

2.わからないことはいつでも質問・相談できる

資格予備校では授業の不明な点などを、講義の前後などい直接講師に質問することができます。通信講座の場合もオンラインやメールなどでいつでも質問できるように対策が取られています。

また、勉強以外の相談も、担任や専門のスタッフなどが相談にのってくれるので不安や疑問の解消に役立ちます。

3.公務員試験に役立つ情報を得やすい

資格予備校では、直近までの公務員試験の出題傾向などを分析したり、過去の出題数などを比較したりして受講生にさまざまな情報を発信しています。独学でも得られる情報はありますが、やはり限度があるもの。

公務員試験のプロが分析した結果を試験対策に活かせるのは資格予備校を活用する大きなメリットといえます。

4.モチベーションを保ち計画的に勉強できる

資格予備校では、受講開始日から公務員試験直前までのスケジュールがすでに決められており、計画的に勉強をすすめていくことができます。公務員試験の出題範囲は非常に広いため、計画的が持てるかどうかが大切な対策のひとつといえます。

また、特に通学の場合は同じ志を持つ仲間と交流が持てるため、お互いに切磋琢磨しモチベーションを保つ効果も期待できます。

資格予備校を活用して公務員試験対策をするデメリット

公務員試験対策として資格予備校を活用する際には、デメリットもいくつか存在します。

1.高額な費用がかかることが多い

資格予備校の費用は、独学と比較して費用が高額になることが多いです。具体的な費用は予備校によって、講座によって、通学かオンライン・通信かなどによっても異なるため一概には言えませんが、50~60万円かかることも珍しくありません。

2.通学するのがむずかしいor近くに校舎がない

資格予備校を通学で勉強する場合、講座を受講するために予備校まで通う必要があります。大学生や社会人などが通学で受講する場合、学校や仕事が終わってから予備校に通うのはむずかしいときもあるでしょう。

また、大手資格予備校は全国展開しているところが多いですが、校舎はどこにでもあるわけではないため、自宅から遠い人などは通えないことも多いです。Webやオンラインで勉強することも可能ですが、通学したい人にとってはデメリットとなります。

公務員試験は独学で合格できる?

公務員試験は独学で合格できる?

公務員試験を独学で勉強し、合格すること自体は可能です。

ただし、国家公務員試験や地方公務員(大卒程度)などは、資格予備校を利用した方が合格率を上げることができることも事実。

では、公務員試験を独学で勉強するにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。また、独学で対策をする際のポイントについても解説していきます。

独学で公務員試験対策をするメリット・デメリット

独学で公務員試験対策をするメリットとデメリットは、資格予備校を活用して対策をするメリットとデメリットの逆になります。

つまり、メリットとしては資格予備校にお金を支払う必要がないため費用が安く済むことや、資格予備校に通う必要がないので勉強する時間の融通をつけやすいということがあります。

一方、デメリットとしては公務員試験対策のプロの講義が受けられないことや、疑問点などをすぐに解決できないこと、公務員試験対策などの情報を得られにくいこと、計画的に学習をすすめられないことがあるといったことがあります。

公務員試験対策を独学で勉強するポイント

公務員試験を独学で勉強する際には、次のふたつの対策を取り入れて勉強することをおすすめします。

独学の対策①:過去問を解いて出題傾向を知る

公務員試験の出題範囲は膨大なので、すべての範囲で満点に近い点数を取ることは難しいです。採用試験に合格するためには、出題傾向を知って効率的に勉強をしていくよう対策をとることが望ましいです。

そのためには、過去問を徹底的に解いて出題傾向を知り、苦手分野を克服し、そのうえで予想問題を解いて力を試すと良いでしょう。

独学の対策②:面接や小論文対策のみ予備校を活用する方法もある

資格予備校の強みのひとつに、面接や小論文(作文)対策がとれるという点があります。近年の公務員試験は面接試験に重点がおかれつつあり、資格予備校でも面接対策を強化している傾向があります。

面接や小論文は独学では対策をとるのはむずかしいもの。資格予備校の中には、面接や小論文対策だけを受講できる講座もありますので活用すると良いでしょう。

筆記試験(教養試験)の勉強方法

筆記試験(教養試験)の勉強方法

公務員試験では、国家公務員・地方公務員(大卒程度・高卒程度)を問わず教養問題が出題されます。市役所の公務員試験では教養試験のみのところも多く、どの公務員試験を受けるとしても必要となる科目です。

教養試験には、5つの選択肢の中から正解をひとつ選ぶ「択一式」と、提示されたテーマについて文章で解答する「記述式」の二通りがあります。

教養試験には「数的処理」、「文章理解」、「人文科学」、「社会科学」、「自然科学」、「時事」の6つの分野があり、公務員試験の職種にもよりますが、一般的に数的処理と文章理解の科目からの出題が多くなっています。

では、それぞれの科目でどのような対策を取れば良いのか、詳しく見ていきましょう。

教養科目の勉強対策①:数的処理

数的処理の科目には、「判断推理、」「数的推理」、「資料解釈」、「空間把握」の4つの分野があり、国家公務員試験・地方上級公務員試験・市役所などいずれの採用試験においても教養試験全体の30~40%程も占めています。

数的処理でどれだけ点数をとれるかが公務員試験の合否に関係してくるといえます。

勉強対策としては、数的処理はできるだけ早い時期から勉強を始め、とにかく問題を多く解くことが大切だとされています。さまざまな問題形式があるため丸暗記をするのではなく、問題を解くために必要な思考回路をパターン化しながら勉強していくことが対策上必要です。

教養科目の勉強対策②:文章理解

公務員試験の教養試験「文章理解」の科目には、「現代文(国語)」と「英文」のふたつの分野があります。現代文は教養試験の10~15%程度、英語文は職種により3~7問程度出題されます。文章理解は数的処理に次いで出題数が多い科目なので、しっかり対策をたてて勉強したい科目です。

文章理解は、数的処理とともに「一般知能分野」に該当する科目ですが、いずれも問題を多く解くことで「解法のコツ」をつかむことがポイントになります。

そのためには、ひとつの問題を解いたら間違えた箇所の「解法」を理解し、それを新しい問題で生かして次々と未知の問題にチャレンジしていくことが効果的です。

また、英文対策はとにかく過去問を解くことに徹底しましょう。英文問題は、内容・要旨把握、空欄補充、文章の並べ替えといった問題が出題されますので、過去問を解いて問題のパターンをつかむことが対策となります。

教養科目の勉強対策③:人文科学

公務員試験の教養試験「人文科学」の科目には、「世界史」、「日本史」、「地理」、「思想」、「文学・芸術」の分野があります。

国家公務員試験では4問、地方上級公務員や市役所では7問出題されているので、それぞれの分野から1~2問出題されていることになります。出題科目が多い割には出題数が少ないため、勉強をしても効果が出づらい分野です。そのため、数的処理や文章理解の対策がある程度できてから勉強すると良いでしょう。

また、勉強する科目をいくつか選び、集中的に取り組むのもひとつの対策となります。たとえば、中学や高校でしっかり目に勉強した世界史と日本史に重点をおいて取り組むといったイメージです。

いずれにしても、あまり多くの勉強時間をかけずに、習得済みの知識を確認するといった対策を取ると良いでしょう。

教養科目の勉強対策④:社会科学

公務員試験の教養科目「社会科学」には、「法律」、「政治」、「経済」、「社会」、「時事」の分野があります。国家公務員試験では6問、地方上級公務員試験では11問出題されています。

社会科学の科目は専門試験の範囲と重複しているので、専門試験を受ける場合は教養試験用の対策は不要で、専門試験向けの勉強で対十分応可能です。専門試験以外の分野のみの対策を講じましょう。

最近は、暗記だけでなく思考力を重視する問題が増えている傾向にあります。高校受験や大学受験で勉強した公民の分野の復習をするとともに、過去問や演習問題を解いて理解を深められるよう対策をとりましょう。

教養科目の勉強対策⑤:自然科学

公務員試験の教養科目「自然科学」は、「数学」、「物理」、「化学」、「生物」、「地学」の分野から出題されます。国家公務員試験では4問、地方上級公務員試験では5問と各分野から1問ずつしか出されないため、勉強効率の良くない分野といえます。

いずれも高校で勉強した範囲からの出題で、出題テーマもある程度絞られており知識だけで解ける問題が多いです。そのため、対策としては過去問を解いて問題のパターンに慣れることが大切です。

また、知識だけで解ける問題が多いことから、公務員試験の日程を確認しながら、直前期に知識をひたすら暗記するといった対策も効果的でしょう。

面接試験の対策

面接試験の対策

近年、公務員試験において面接試験(人物試験)が重視されている傾向があります。そのため、限られた面接時間内でいかに自分をPRできるかが重要になり、面接対策としてPR力を培うことも必須となります。

公務員試験の面接試験には、「個別面接」、「集団面接」、「集団討論」の主に3つの形式があり、それぞれ以下のように行われます。

面接スタイル 面接方法
個別面接 受験者1人に対し面接官が3~4人で行う。面接時間は一般的に15~30分程度でエントリーシートを元に行われることが多い。
集団面接 受験者3~8人に対し面接官が3~4人で行う。回答は指名制や挙手制、端から順番などさまざま。
集団討論 与えられた課題についてグループで討議し意見をまとめる。1グループは5~10人程度。面接官は討論の様子から受験者の社会性や協調性、コミュニケーション能力、考え方などを審査する。

自分が受験する公務員試験ではどのようなスタイルの面接試験が行われるのかを確認し対策を立てることが大切です。

公務員試験の面接では、エントリーシートにしっかりとした内容を記載することがポイントです。

  • 公務員試験を受験する理由(社会人は転職する理由なども)
  • 受験する自治体や省庁を希望している理由
  • 自分のPR(長所や短所など)
  • 学生時代に取り組んだこと(社会人の場合は、前職・現職での実績など)

このような事柄については、きちんと自分の意見をまとめておくことが面接対策では重要です。

また、公務員試験対策問題集などには想定質問が掲載されていますので、それらを活用し回答を考えておくのも対策のひとつです。

ネット上のサイトでも「よくある質問」が掲載されているので、あらゆる質問に答えられるよう気になる質問の回答は考えておくのもおすすめです。

なお、公務員試験の面接対策は独学では対応しきれないことが多いので、資格予備校の面接講座を受講し、プロの目で判断してもらうと良いでしょう。自分では気づかないこともあるので、多少費用はかかりますが資格予備校を効果的に活用することも合格対策には必要といえます。

まとめ

公務員試験は多くの科目から出題されるため、対策を練って効率的に勉強をすすめていく必要があります。独学でも合格することは可能ですが、公務員試験を知り尽くしたプロの講座を受講すればより合格が近くなるでしょう。

各科目ごとの出題傾向を知り、限られた勉強期間を対策を立てて勉強をすすめていきましょう。

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