公務員専門学校の就職先実績

公務員専門学校比較ランキング※公務員試験対策に最適な学校の選び方

公務員専門学校を卒業した後の就職先を解説します。

公務員専門学校TOP > 公務員専門学校の就職先実績

公務員としての主な就職先

公務員試験に合格した人は、公務員として就職することになります。公務員には2種類あり、国家公務員と地方公務員が挙げられます。

公務員としての就職先は、公務員試験を受ける際にどの職種に出願したかによって異なります。

国家公務員(一般職・総合職)の就職先

国家公務員は、中央官庁や税務署、裁判所などの国家機関が就職先になります

省庁での政策企画や財政運営、日本の防衛に関する業務、諸外国との外交、日本に住む人々の社会福祉や教育に関する業務などが具体的な業務として挙げられます。地方公務員と比べて、日本全体という大きな視点で仕事を行うため、やりがいは非常に大きいでしょう。

◯国家公務員は「一般職」と「特別職」の2種類

国家公務員は、大きく分けると一般職特別職の2種類があります。

一般職とは、中央官庁で働く一般の行政職員や税務職員、外交官などを指します。一般職の中でも、さらに「総合職」、「一般職」、「専門職」の3つに分けられ、それぞれ公務員試験を受ける際に職種を選択して受験をします。大卒程度、高卒程度によって受けられる試験が異なるため、就職先も変わります。

・総合職試験

院卒者試験、大卒程度試験

・一般職試験

大卒程度試験、高卒者試験、社会人試験

・専門職試験

-大学卒業試験

皇宮護衛官採用試験、法務省専門職員採用試験、財務専門官採用試験など、8種類

-高校卒業程度

皇宮護衛官採用試験、刑務官採用試験、入国警備官採用試験など、8種類

一方、特別職とは総理大臣や国務大臣、裁判官、裁判所職員、国会職員などを指します。主に政治や法律に関わる業務に携わる職種が特別職と呼ばれ、試験によって選べる就職先ではなく、選挙や委嘱を通して選ばれるポストになります。

◯国家公務員に向いている人

国家公務員は、国や国民のために仕事を行います。そのため、国や人々の役に立ちたい、貢献したいという気持ちが強い人が向いています

また、国や行政の制度は多くの人々の話し合いによって形作られます。業務の中で関係各所の人とコミュニケーションをとる機会が非常に多いため、コミュニケーション能力も求められます。

その一方、細かな書類作業も少なくありません。細々とした事務作業もこなす能力が必要です。

地方公務員の就職先

地方公務員は、県庁や市役所などの地方自治体の役所や、公立学校や公立図書館、自治体が管理する福祉事務所や児童相談所、上水道施設が主な就職先になります。また、警察署や消防署も地方公務員の就職先です。県や市など、地域に密に関わる職業と言えます。

地方公務員というと県庁や市役所の職員のイメージが強いかと思いますが、その中でも都道府県や都市の規模(政令指定都市と一般の市町村)などの区分によっても役割や職種が異なる場合があります。

◯地方公務員に向いている人

地方公務員は、県や市町村を始めとした地域のために働きます。そのため、まず地域のために貢献したいという気持ちが大切です。

また、地域のために働くことが前提になるため、自分の判断ではなく定められたルールに則って職務を行わなければいけません。多少面倒なルールがあったとしても、上司や関係各所から了承を得ながら規則を守って仕事を進めることが求められます。

また、書類仕事も多いため、細かな事務作業に関する適正も必要でしょう。県庁や市役所では個人情報を扱うことも多く、このいった情報の取り扱いも慎重に行えるような細やかさがある人が向いてます。

人気の公務員専門学校・予備校の就職先

公務員専門学校や予備校では、公務員試験の合格率や就職先に関する情報を発表しています。ここでは、主要な公務員専門学校・予備校の就職先情報(2019年)をまとめてみました。

公務員専門学校・予備校 合格者数 主な就職先
資格の大原 合格者2,268名※1 国土交通省/防衛省情報本部/外務省/総務省統計局/国税専門官/千葉地方検察庁/税務職員/衆議院事務局/皇宮護衛官/栃木県庁/長野県小中学校事務/埼玉県警察事務/常陸太田市役所/警視庁警察官/東京消防庁消防官
東京アカデミー 3305名※2 国家一般職/国税専門官/国税専門官/奈良県職員I種林学/東京消防庁/税務職員/市役所職員/消防局/警察官
Z会 不明 市役所/県庁/国家総合職/国税専門官/国家一般職
TAC 5,460名※2 国家総合職/国家一般職/国税専門官/財務専門官/労働基準監督官/外務専門職/法務省専門職(人間科学)/皇宮護衛官/航空管制官/警視庁職員I類/警察官/消防官
クレアール 不明 市役所/県庁/国家一般職/税務職員/裁判所事務員/家裁調査官/法務教官/矯正心理専門職

※1:首都圏・東北専門課程公務員1次・筆記試験合格

※2:公務員試験最終合格者実数

口コミや評判で人気の高い大手公務員専門学校・予備校の中でも、資格の大原、東京アカデミー、TACは非常に多くの合格実績を出しています。Z会やクレアールは公式ホームページ上には合格者の人数の記載はありませんでしたが、合格体験記で就職先情報を確認することができます。

公務員試験は試験の際に職種を選んで受験することになりますが、受験資格を満たしていれば複数の職種を併願することも可能です

就職先の候補として複数の職種に出願し合格した場合には、自分の好きな就職先を選ぶことができるため、受験の際にはなるべく複数の職種に出願すると安心ですね。

公務員専門学校で対策できること

さきほど紹介したように、公務員専門学校や予備校は多くの合格・就職先実績を出しています。もちろん独学で試験に合格する人もいますが、より合格に近づける方法として公務員専門学校や予備校が選ばれているのです。

公務員専門学校では、国家公務員・地方公務員試験に関する対策コースが開かれています。

公務員試験で課される筆記試験と論述試験、面接試験の全てに対応できるようにカリキュラムが組まれていることがほとんどで、自分一人ではなかなか対策が難しい面接にも備えられる点が公務員専門学校・予備校のポイントです。

また、公務員専門学校によっては夏季や冬季の短期間集中コースが組まれていることもあり、大学生などは学校の休暇に合わせて集中的に勉強することも可能。

自分の学習進度や時間的な余裕を考慮して公務員専門学校を選ぶと良いでしょう。

公務員専門学校の筆記試験対策

公務員試験の筆記試験では、文章理解、社会科学(政治・経済・地理・日本史)、法律(民法・憲法)、空間把握、数的推理、判断推理などの問題が出題されます。公務員専門学校でも、出題問題に合わせて学科の対策講座を受けることができます。

また、論述試験に関して講座が開かれているため、論述に慣れることはもちろん、講師からの細かいフィードバックを受けることも可能です。

公務員専門学校や予備校の大きな特徴として、過去の出題内容を分析した独自の教材や模擬テストを使用したり、公務員試験対策の経験が豊富な講師による頻出ポイントを押さえた効率の良い学習サポートを受けられたりする点が挙げられます。

公務員専門学校では独学で勉強するよりも効率的に学習できるため、初めて公務員試験を受ける方や勉強に慣れていない方には公務員専門学校や予備校は非常におすすめです。

公務員専門学校の面接試験対策(個人・集団)

国家公務員でも地方公務員でも、試験では面接試験が課されることがほとんどです。面接試験は、面接官と自分だけで行う個人面接と、受験者数人で面接を受ける集団面接、もしくは受験者同士でグループディスカッションを行う形式があります。

聞かれる内容は、志望動機や公務員としての心構え、将来的なキャリアビジョンなどが多く、イメージとしては一般的な「就活」とあまり変わらないでしょう。

しかし、面接に慣れていないと受け答えに苦労するため、まずは場数を踏むことが重要です。

公務員専門学校や予備校ではこういった面接試験対策も行っており、丁寧なフィードバックを受けることができます。面接は独学ではなかなか対策ができないため、面接が苦手という方は公務員専門学校や予備校を活用して対策を行いましょう

社会人でも仕事をしながら専門学校・予備校に通える?

公務員試験を受ける方の中には、社会人も珍しくありません。公務員試験は、年齢制限さえ満たしていれば受験資格があるため、すでに就職している社会人の方も受験が可能です。給与面が安定していて福利厚生もしっかりしている公務員は就職先として人気ですが、他の職業からの転職先としても人気を集めています。

多くの公務員専門学校・予備校では、社会人の方でも通いやすいように夜間コースや通信講座を設けています

夜間コースの場合、仕事帰りに公務員専門学校や予備校に通うことになるため多少ハードではありますが、時間をうまく使って合格に近づけるため多くの社会人から人気を集めています。

公務員専門学校の通信コースでは、テキストやDVD、オンラインビデオなどを利用して、自分で自宅学習をすすめていく形になります。

通学講座と比べて自分の都合に合わせて勉強を進めていける自由さがある一方、モチベーションの維持が難しいというデメリットがあります。また、あまりマイペースにやりすぎると効率的な学習ができなくなり合格から遠ざかってしまうため、自分の性格などを考えた上で公務員専門学校の受講スタイルを決めることがおすすめです。

大手の公務員専門学校であるクレアールなどは通信講座だけを開講していますが、多くの生徒から人気を集めています。公務員専門学校や予備校によっても通学コース・通信コースそれぞれの特徴や費用の違いがあるため、口コミや評判をみて最適な公務員専門学校を選んでみると良いでしょう。

高卒・大卒・社会人向けに専用コースがある

公務員専門学校では、社会人向けに限らず、高卒生、大卒生に向けて専門のコースが用意サれていることが多いです。

高卒生は公務員試験の高卒程度、大卒性は大卒制度を受けるため、試験の内容に合わせて公務員専門学校独自のカリキュラムが組まれているのです。

また、就職先として地方公務員か国家公務員かどちらを考えているのかによっても選択する講座やコースが異なるため、公務員専門学校に入学する際には自分がとるべきコースをしっかり検討するようにしましょう

自分にあった公務員専門学校・予備校に通って、合格を目指してみてください。

<<広告・PR欄>>

東京アカデミー

東京アカデミーの公式ホームページです。
http://www.tokyo-ac.jp/

クレアール

クレアールの公式ホームページです。
http://www.crear-ac.co.jp/

Z会

Z会の公式サイトです。
http://www.zkai.co.jp/ca/g/koumuin/index.html

公務員専門学校比較ランキング※公務員試験対策に最適な学校の選び方

ページトップへ戻る

サイトマップ | 企業概要 | 個人情報保護の方針 | 利用規約 | お問い合わせ

Copyright (C) 公務員専門学校比較ランキング※公務員試験対策に最適な学校の選び方 All Rights Reserved.