大分県の公務員専門学校

大分県は北九州に位置し、別府などを中心に温泉の観光業が盛んで県外から旅行者が多く訪れる地です。
人口は沖縄県を除く九州7県のうち第5位と低い順位で、年々人口が減りつつあるものの、自然豊かで生活しやすいという理由から大分県内にとどまり就職をする若者も少なくありません。
大分県内の就職先の中でも、福利厚生が整備されていて安定している公務員は人気を集めています。公務員は給与面も魅力的で、総務省が発表している地方公務員各都道府県データによると、2019年の大分県の地方公務員(一般行政職員)の平均年収は約638万円。
給与面も良く、長く働ける職場として女性も活躍しやすい公務員は、男女問わず志望者が多いです。そのため公務員試験の倍率はなかなか高く、試験に合格するためにはしっかり対策をしていかなければいけません。
独学での勉強も可能ですが、より合格に近づきたいのであれば、公務員予備校や公務員専門学校がおすすめ。
このページでは、大分県内で公務員を目指す方のために、大分県内で人気の公務員専門学校・予備校をご紹介します。
人気の公務員専門学校・予備校ランキング~大分編~


東京アカデミー指導力と教材の質に定評がある大手の公務員予備校です。2020年現在、公務員試験の最終合格者数3,305名という高い実績を誇り、特に地方上級(大卒程度)に多くの合格者を輩出しています。長年のノウハウが詰め込まれた教材や模擬試験は、実際の公務員試験でも同じような問題が出るほど精度が高く、綿密に組まれたカリキュラムと効果的なテキストで一気に合格に近づくことができます。また、筆記試験だけでなく面接対策も徹底しており、2019年のオリコン調査で面接対策が顧客満足度第一位に。1人ではなかなか対策できない面接も十分に対応できます。大分県内では、大分市内のJR大分駅徒歩2分に校舎を構えています。
特徴 | 詳細 | 公式HP |
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公務員試験のなかでも特に地方公務員に強い< |
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TACは、大卒程度の公務員試験で高い合格率を誇る大手の資格予備校です。2019年の最終合格者数はなんと5,460名。国家総合職、国家一般職(大卒程度)や地方上級など、ハイレベルな公務員試験対策に定評があります。コースの種類が豊富で、様々な職種に併願したい人向けの総合的なコースから、国税専門官/財務専門官、裁判所一般職(裁判所事務官)を目指す人向けの専門コースなどが揃っています。目指したい職種が決まっている人は、TACで専門コースを探してみると良いでしょう。大分県内では、大分市内のJR大分駅徒歩3分に校舎を構えています。
特徴 | 詳細 | 公式HP |
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豊富な専門コースで高い公務員試験合格率を実現 | ![]() |
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資格の大原、様々な資格取得のための専門課程を用意している大手の資格専門学校です。短大卒業と同じ学歴扱いになる「専門課程」や、全日制で学べる集中資格取得コース、社会人向けの社会人資格講座など、希望に合わせて通いやすいコースを選ぶことができます。現役公務員によるガイダンスなどもあり、就職してからの仕事のイメージも付きやすいのが特徴です。大分県内では大分市内のJR大分駅徒歩3分に校舎を構えています。
特徴 | 詳細 | 公式HP |
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専門課程、集中資格取得コース、社会人講座で通いやすい | ![]() |
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地域密着型の専門学校もチェック!
公務員専門学校や公務員予備校は、全国展開している大手の学校以外にも、地域密着型の学校もあります。
大手の公務員専門学校は、優れた講師が集まっている、全国の情報が集まるため最新情報を入手しやすいなどのメリットがあり、地方上級公務員試験や国家公務員試験など、難易度の高い公務員試験を受験する予定の方におすすめです。さきほど紹介したランキングの学校も全国展開している大手の専門学校を中心にピックアップしています。
しかし、地域密着型の公務員専門学校にも独自のメリットがあります。特に県内の市役所などが対象となる地方初級の試験などは、面接試験なども考えるとその地域に特化したノウハウを持っている地域密着型の公務員専門学校の方が有利なことがあるのです。
大分県内の市区町村の役所や大分県庁など、大分県内の公務員になりたいと考えている方は、地域密着型の公務員専門学校も検討してみることをおすすめします。


大分スクールオブビジネスは32年の実績を誇る公務員専門学校です。「地方上級・大卒コース」「地方初級・高卒・短卒コース」「大卒警察官・消防士速習コース」の3つのコースが開設され、1年間もしくは半年間、全日制の授業に通います。
クラス担任制を採用しており、ガイダンスや個人面談を通してきめ細かいサポートを受けることが可能。授業に関する悩みだけでなく、進路に関する悩みも相談することができます。
合格実績としては、国家一般職、税務職員、裁判所事務官などの国家公務員の他、大分県内の県庁・市役所職員などが挙げられます。地域密着型の公務員専門学校として、特に大分県内の地方公務員合格実績が多い点が特徴です。
特徴 | 公式HP |
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大分県内の地方公務員試験に強い地域密着型の専門学校 |
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大分県内の公務員専門学校・予備校まとめ
公務員予備校・専門学校、公務員講座の選び方
今回様々な公務員専門学校・予備校を紹介しましたが、どれを選べばよいのか分からないという方もいるかもしれません。
公務員専門学校は公務員試験合格を目指して1年~2年の間通うことになります。そのため、選び方を失敗してしまうと試験もうまくいかなくなり、通った時間が無駄になってしまいます。
ここでは、自分にあった公務員専門学校・予備校の選び方を解説していきます。
学費で比べる
公務員専門学校や予備校は、コースの期間の長さなどによって受講料・学費が異なります。決して安い金額ではなく、予算的な面で通うのが厳しいという方もいるかもしれません。
途中で辞めてしまっては試験対策が不十分になり合格から遠ざかってしまうこともあるため、一度入学したら継続して通い続けられるような公務員専門学校を選ぶことがポイントです。
参考として、現在公式ホームページで公開されている公務員専門学校・予備校の学費をまとめてみました。
公務員専門学校・予備校 | 学費 |
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TAC | 345,000円(1年~1.5年) |
東京アカデミー | 725,3000円(全日制 全職種対応コース 1年間) |
資格の大原【社会人講座】 | 355,400円(1年~1.5年) |
資格の大原【専門課程】 | 1,660,000円(2年間) |
大分スクールオブビジネス | 地方上級・大卒コース 785,000円(1年間:10月~9月) 地方初級・高卒・短卒コース560,000円(1年間) 大卒警察官・消防士速習コース172,000円(半年) |
IVY大分高度コンピュータ専門学校 (公務員ビジネス学科) |
公務員学科 700,000円(1年間) |
※こちらの情報は変更されることがあります。正しい情報については、各公務員専門学校・予備校の公式ホームページをご確認ください。
特に公務員専門学校は、予備校や社会人講座と比べて全日制で通うことになるため学費も高額になってしまいます。
地方・国家公務員の就職に強いかどうかで比べる
公務員専門学校や予備校によって、それぞれ強い分野や特徴が異なります。大手の公務員専門学校であれば、地方公務員も国家公務員もどちらも合格実績が豊富です。
一方、大分県内にしか校舎のない地域密着型の公務員専門学校は、国家公務員よりも地方初級・地方上級の公務員試験に強かったり、そもそも地方初級のコースしか開設していないということもあります。
そういった合格実績などを比べて公務員専門学校を選ぶことも重要です。
オープンキャンパスや体験授業の参加がおすすめ
気になる学校があれば、オープンキャンパスや体験授業に参加してみましょう。資料やパンフレットでみるよりも、学校や講師の雰囲気を自分の目で確かめることができます。
また、大分県内の公務員専門学校は、ほとんどが大分市内に校舎を構えています。そのため、実際に足を運んで通学しやすいかどうかをチェックすることも大切です。