独学で公務員試験合格は可能?
公務員試験を独学で合格するのは不可能かと言われれば、不可能ではないでしょう。
ただし、国家総合職など難易度の高い職種は独学では非常に難しいといえます。比較的難易度が低いと言われている自衛官や警察官、刑務官などであれば教養試験のみで受験可能であったり、学力同様にある程度の基礎体力も重要視されるので、独学でもしっかりと準備と対策をすれば合格できる余地はあります。
ただし、多くのライバルは予備校で徹底的に対策を行なってきているので、生半可な姿勢では到底及びません。
独学の最大の敵は自分であるように、いかに集中して学習できるかカギとなってきます。
独学のメリット・デメリット
独学のメリットは経済的負担が軽いのが一番大きいです。参考書や模試代をあわせても10万円もいきません。公務員専門学校などに行くよりも非常に経済的です。
また、カリキュラムなどなく自分で勉強を進めていくのでマイペースに学習していくことができます。ヤル気がある人や要領のいい人はどんどん勉強を進めていけるので学校よりも速いペースで学習でき短期間で合格を目指せる人もいます。
いっぽう、予備校を利用しないとなると教材から情報まで全て自分で入手していかないといけません。学校同等の情報を入手することは可能ですがその分手間と時間は余計にかかってしまいます。
教材選びや勉強方法も最初は試行錯誤の繰り返しで苦戦してしまいます。
さらに、集中力や計画性の無い人は独学を諦めて素直に公務員専門学校に通いましょう。
つまり、中途半端な集中力や決意で受かるほど容易な試験ではないということです。
難易度の高い職種や短期合格を目指すなら通学がおすすめ
公務員試験の中でも国家総合職や外務省専門官など難易度が非常に高い試験に関しては独学は非常に難しくなってきます。
試験傾向の把握や対策が非常に重要になってくると同時に高度な知識が要求され、そのうえ競争相手は優秀な人たちばかりだからです。
独学でも合格できるような超優秀な人でも公務員専門学校に通ってしっかりと対策をしてきます。
長期戦で合格を目指すというなら話は別ですが、短期間で合格を目指すのであれば公務員講座で実績のある学校に通うことが一番の得策です。