教養科目は公務員試験で差がつきやすいので要注意
公務員試験の筆記試験は、「教養科目」と「専門科目」の2つに大きく分けることができます。
教養科目は、どの職種の公務員試験においても専門科目に比べて配点が低い傾向が多いので、対策や準備が疎かになりがちな受験生が毎年多くいらっしゃいます。
しかし、専門科目は多くの受験生が対策をしっかり行ってくるため、実は教養科目で一番差がつきます。
公務員試験の教養科目は「一般知能」と「一般知識」に分けることができ、ここでは一般知能について説明します。
一般知能対策~文章理解編~
教養科目のうち、一般知能は「文章理解」と「数的処理」から構成されており、全問必須解答となっています。
文章理解は、現代文、古文、漢文、英語から構成されていますが、ほとんどの公務員試験では現代文と英語が出題されます。
したがって、古文や漢文の出題傾向の無い職種は、現代文と英語に力を入れて対策を行います。
合格圏内の公務員受験生は文章理解でしっかり点数を稼いでくるため、日頃から過去問や教材を利用して学習しておく必要があります。
一般知能対策~数的理解編~
数的処理は数的推理、判断推理、資料解釈など公務員試験特有の出題がなされ、問題数も多いことから対策が大変だと感じている受験生が多いです。
数的処理はクイズ形式や計算問題など解放パターンさえ身につけばどの問題にも対応できるので、しっかり解放パターンを抑えて、後はどんどん演習を繰り返していくこととなります。
数的推理は、数学の知識を利用して着実に解いていくことも可能ですが、短時間で解答するためにはテクニックを用いたほうが早いです。
また、判断推理や資料解釈は慣れが必要な要素が大きいので、過去問や教材を繰り返し解くことで十分対応できます。