社会人で公務員試験合格に必要な勉強法や講座を紹介

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今回は社会人が公務員試験合格に必要な勉強法や講座を紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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仕事と両立可能?社会人経験者におすすめの公務員試験講座や勉強法を解説

仕事と両立可能?社会人経験者におすすめの公務員試験講座や勉強法を解説

一度は民間企業に就職したものの、公務員に転職したいと考える人もいるでしょう。

公務員は収入が安定していることや休暇制度が充実していること、男女問わずに活躍できるといった職業なので、やはりあこがれの職業のひとつといえます。

近年、公務員試験では社会人経験者採用枠として年齢の上限が緩和されている自治体が増えており、社会人でも転職しやすくなっている傾向があります。

しかし、仕事と公務員試験の勉強との両立をはかるのは簡単なことではありません。そこで活用したいのが公務員試験講座です。

この記事では、社会人経験者採用枠の公務員試験を受ける人におすすめの公務員試験講座や勉強法などを紹介していきます。

目次

社会人採用枠なら公務員への転職も可能

社会人採用枠なら公務員への転職も可能

社会人として民間企業に就職した人でも、公務員試験の社会人経験者採用枠で公務員に転職することができます。

また、通常の大卒程度の公務員試験も年齢上限が高くなっている傾向があるため、条件に該当すれば受験することが可能です。

社会人採用枠での公務員試験受験

公務員試験の「社会人経験者採用枠」は、自治体により名称が異なることがありますが、一般的に民間企業などで業務を行ったことがある人が対象となる試験です。

通常の大卒程度の公務員試験よりも募集人数は少人数なので、競争率が高くなることが多いです。

試験内容は、教養択一問題と小論文が行われることが多く、合格するためにはこれまでの社会人経験をどのように業務に活かしていけるかをアピールできるかが大切です。

一般的に、社会人としての経験年数は5年程度とする自治体が多く、パートや派遣社員などの期間も算入できる自治体もあります。

詳しくは受験を希望する自治体の公務員試験要綱を確認してください。

大卒程度の一般枠の公務員試験受験

公務員試験の大卒程度の受験資格は、大卒程度の知識を有し(必ずしも大卒である必要はありません)、年齢条件に該当すれば社会人でも受験することが可能です。

受験年齢は30歳前後となっている自治体が多く、社会人経験者採用枠の公務員試験よりも募集人数は多いので、年齢条件に当てはまれば一般枠での受験を検討すると良いでしょう。

ただし、教養択一試験のほかに専門試験もある自治体が多いため、社会人経験者枠採用の公務員試験よりも勉強量は多くなる可能性があります。

経験者採用枠の公務員試験の合格倍率

経験者採用枠の公務員試験の合格倍率

公務員試験の社会人経験者採用枠の合格倍率はどのくらいなのか気になる人もいるでしょう。公務員試験の一般枠よりも募集人数が少ないため難易度は高いというイメージがあります。

具体的に、2021年度に行われた公務員試験の合格倍率をいくつか紹介していきましょう。

公務員試験種別 合格倍率
国家公務員経験者採用試験(係長級(事務)) 4.6倍
福岡県職員「経験者(行政)」 15.8倍
千葉市「民間企業等職務経験者 事務(行政)」 28.9倍

このように、国家公務員の社会人経験者採用試験では比較的合格倍率が低くなっていますが、一般的に社会人経験者採用枠の倍率は高い傾向があるため十分な学習や対策が必要になります。

公務員試験社会人経験者採用枠合格に向けた勉強法や対策

公務員試験社会人経験者採用枠合格に向けた勉強法や対策

公務員試験の社会人経験者採用枠を受験するためには、どのような勉強や対策を取れば良いのでしょうか。

新卒採用者とは異なり、仕事と両立しながら勉強をすすめなくてはならない人も多いため、限られた時間で効率よく勉強していく必要があります。

公務員試験社会人経験者採用枠向け勉強対策①:教養択一試験

公務員試験の社会人経験者採用枠と新卒者などの一般枠(大卒程度)試験のいずれを受験する場合でも、教養択一問題が出題されます。

ただし、一般枠(大卒程度)の公務員試験の方が社会人経験者採用枠の公務員試験よりも筆記試験の成績が重要視される傾向があるので、一般枠(大卒程度)の公務員試験を受験する場合はより勉強時間を確保する必要があります。

公務員試験の教養択一問題は、大きく一般知能分野(文章理解・数的処理)と一般知識分野(社会科学・人文科学・自然科学)に分かれますが、一般知能分野の方が出題数が多いため勉強時間を厚めにとることをおすすめします。

反対に、一般知識分野は出題数が少ないため時間をかけ過ぎないようすることがポイントです。

また、教養択一問題は出題範囲が広いにもかかわらず、科目によっては数問しか出題されないものもあります。

仮に苦手科目があったとしても、出題数の少ない科目を完全克服するのは時間が惜しいので、その分出題数の多い科目に時間をかけるのも対策上重要です。

公務員試験の教養択一問題は、必ずしも満点を狙う必要はなく6~7割の正解率を目指すイメージで取り組むと良いでしょう。

過去問を何度も解くことで出題傾向を知り、知識の薄いところは参考書などでさらに知識を蓄えておきましょう。

公務員試験社会人経験者採用枠向け勉強対策②:小論文

社会人経験者採用枠公務員試験でも一般枠(大卒程度)採用公務員試験でも、小論文試験が行われることが多いです。

社会人経験者採用枠公務員試験の小論文試験では、民間企業での経験や実績を公務員採用後にどのように活かせるかを積極的にわかりやすくアピールすることが大切です。

また、一般枠(大卒程度)採用公務員試験では、現在の国や自治体が抱える諸問題や課題などについて問われることもあるため、時事対策なども不可欠です。

テレビやインターネットなどで最新の社会情勢について情報を得て、自分なりの解決策などをまとめておけると良いでしょう。

公務員試験の小論文対策としては、できるだけ多くのテーマについて書くことはもちろんですが、必ず第三者に添削をしてもらうことが大切です。

独学の場合は難しいかもしれませんが、第三者に読んでもらいわかりづらいところを書き直すことで、より良い文章ができあがります。

また、社会人は勉強時間が限られていることが多いため、文章をパソコンなどで打つ人もいますが、実際に手を動かして「書く」ということも大切です。

練習のときは問題ありませんが、実際の試験では手書きで行うため、時間配分を体得するためにも手書きで書く練習も盛り込むことをおすすめします。

公務員試験社会人経験者採用枠向け勉強対策③:面接試験

公務員試験の2次試験では、面接試験(人物試験)が行わることが多く、特に近年は面接試験が重要視されている傾向があるため、しっかりとした対策が必要です。

自分が自治体が求めている人材に適しているかもポイントになるため、受験する自治体の課題や問題点、今後の展望などを把握し理解することが重要となります。

また、社会人経験者採用枠ならではの対策として、小論文試験と同様にこれまでの職歴や実績を公務にいかに活用していくかをわかりやすく伝え自己PRすることが大切です。

なお、公務員としてふさわしい人物であるかも審査対象となるため、立ち居振る舞いや言葉遣いなど、一般的なマナーを再確認したうえで何度も練習することがポイントです。

社会人経験者におすすめの公務員試験講座

社会人経験者におすすめの公務員試験講座

社会人経験者採用枠の公務員試験は、合格倍率が高く競争率が高いため筆記試験も面接試験も万全の対策をして臨みたいものです。

とはいえ、社会人は勉強や対策に使える時間が制限されていることが多く、いかに効率よく勉強をすすめていくかが大切です。

独学でももちろん公務員試験に合格することは可能ですが、公務員試験対策講座のある資格予備校を受講するのもおすすめです。

そこで、特におすすめ公務員試験講座を紹介していきます。

社会人経験者におすすめの公務員試験講座①:TAC

TACは、これまで多くの公務員試験合格者を輩出してきた資格予備校のひとつで、筆記試験から面接試験までオールインワンコースで合格に必要な対策をこなすことができます。社会人のように、高校や大学を卒業してから数年経過していても十分に公務員試験合格を目指すことが可能です。

TACでは「担任講師制度」を導入しているほかにも、「経験者採用本科生コース」では「経験者採用試験専用相談コーナー」を設けています。

公務員受験に向けての学習指導はもちろんのこと、カウンセリングや相談コーナーによる受験指導を通して受講生を全力でサポートしてくれます。

公務員試験の本番で想定される社会人経験者採用枠の受験ならではの質問への受け答えや面接カードの指導なども行ってくれるというメリットもあります。

合格実績 2021年度最終合格者累計のべ6,064名(国家公務員大卒・3,024名、地方公務員大卒・2,874名)
社会人向け開講コース・学費 ・秋試験経験者区分本科生lite:【入門なし】15万5,000円(Web通信講座) ・【入門付】16万5,000円
所在地 〒101‐8383 東京都千代田区神田三崎町 3-2-18 TAC本社ビル

社会人経験者におすすめの公務員試験講座②:東京アカデミー

東京アカデミーには、通学で受講するコースもありますが、社会人には通信講座の方が時間の都合が付けやすいでしょう。

東京アカデミーの通信講座には「自分のペースで学習できる」という特徴があり、課題ごとの提出期限があえて設けられていません。

そのため、仕事で忙しい社会人でも無理なく都合の良い時間に学習をすすめていくことが可能です。

東京アカデミーの教材も通学講座と同じ教材を使用しており、最新の試験傾向を踏まえた内容で毎年改訂されています。目標やスケジュール・学力レベルに合わせて効率良く学習していくことができます。

また、公務員試験の1次試験に合格した後は、個別面接や集団討論練習を受けることができ最終合格に向けた面接試験対策もしっかりサポートしてもらえます。

合格実績 3,113名(実人数、2020年度)
社会人向け開講コース・学費 ・社会人経験者枠通信講座 教養試験対策+職務経験論文対策コース Aコース〈行政職 実践〉:8万7,000円 ・Bコース〈市町村(行政職 専門あり)〉:9万2,000円
所在地 【本社】〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8-1 大阪梅田ツインタワーズ・ノース34F

社会人経験者におすすめの公務員試験講座③:資格の大原(社会人講座)

資格の大原は全国に校舎を展開している資格予備校なので、社会人でも通学で勉強したい人におすすめです。

もちろん、通信講座も充実しているので仕事と両立して勉強をしたい人にも対応しています。

資格の大原は一発合格をモットーとし、経験豊富なプロ講師陣が試験傾向を分析し、その結果を講義やテキストに反映することで受講生を合格へと導いています。

教養科目や専門科目対策はもちろんのこと、小論文や面接試験も万全にサポートをしてくれます。また、地域別対策にも対応しているという特徴があります。

通信講座は通学講座と比較して孤独になりがちですが、資格の大原ではオンラインクラスセミナーやオンライン質問会を定期的に開催しており、講師やほかの受講生とコミュニケーションをとることもできます。

試験科目の選び方や併願対策、エントリーシート対策など役立つ情報を得られます。

合格実績 2021年度 公務員行政事務系最終合格者(実人数)2,864名
社会人向け開講コース・学費 ・2023年度春受験合格目標<Webライブ>公務員合格コース:35万5,400円(通学も同額)
所在地 【本社】〒101-8352 東京都千代田区西神田1-2-10

まとめ

まとめ

近年の公務員試験では、社会人経験者採用枠を取り入れている自治体も増えているため、公務員は社会人の転職先の選択肢のひとつとなり得ます。

公務員は安定した収入が得られやすく働きやすい環境が整えられているため競争率が高いですが、これまでの職歴や業績を活かしてぜひ社会人経験者採用枠に挑戦してみましょう。

公務員試験は独学でも合格は可能ですが、限られた時間を効率よく活用するには公務員試験講座のある資格予備校の活用がおすすめです。

各資格予備校ごとに講座内容に特徴があるため、資料請求などして自分に最適な公務員試験講座を選ぶことをおすすめします。

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東京アカデミー

東京アカデミーの公式ホームページです。
http://www.tokyo-ac.jp/

クレアール

クレアールの公式ホームページです。
http://www.crear-ac.co.jp/

Z会

Z会の公式サイトです。
http://www.zkai.co.jp/ca/g/koumuin/index.html

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